微笑み地蔵・hiroyomiの日記

発達障害(ASD)、AC当事者。イベント主催情報、発達障害・マイノリティに役立つ基礎知識、お出かけ情報

「こだわり」の意味

おはようございます、ひろよみです。

 

朝ごはんを食べながら録画していた「NMBとまなぶくん」を観ていて、「こだわり」の意味について興味深い内容をやっていたので書きます。前も書きましたが、発達障害は「こだわりが強い」と言われがちですからね。

 

現代では「ひとつのことについて強く思い入れたり、執着したりすること」(実用日本語表現辞典による)という意味ですが、昔は「 気にしなくていいこと、つまらないことを気にする」という意味だったようです。

 

現代の意味はまさに「興味の範囲が狭い」特性からくる「こだわりが強い」と解釈できて、発達障害の「こだわりの強さ」の意味に当てはまってます。

 

一方、昔の意味でも「嫌なことに関する記憶が残りやすい」「細かいところに注意がいきやすい」特性からくる「定型の人なら時間が経てば忘れられるようなこと、あるいは気づかないようなこと、些細なことをきにしてしまう」と解釈できて、これも発達障害の「こだわりの強さ」の意味に当てはまってるように思います。

 

ほかには「なんくせをつける」という意味もあるようで、完璧主義で100%を求める傾向がある発達障害者が程々(60%程度)の思考の定型の人に難癖をつける場合があるので、この意味でも「こだわりが強い」が当てはまってますね。

 

このように、日常生活や発達障害の説明でなんとなくニュアンスで使ってる「こだわりが強い」という言葉1つでも、いろんな意味があって、発達障害の特性が2つ以上説明できちゃいますね。「こだわりが強い」という特性があると定義づけた人がここまで考えていたかは分かりませんが、非常に適した説明になってるよなぁと感じた日曜日の朝でした。それでは。

 

 

 

 

 

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