微笑み地蔵・hiroyomiの日記

発達障害(ASD)、AC当事者。イベント主催情報、発達障害・マイノリティに役立つ基礎知識、お出かけ情報

発達障害の困りごと

こんばんは、ひろよみです。

 

先週の月曜日の朝、NHKでやっていた「発達障害の困りごと」今さらながら、私なりの考察を書いていきます。

 

番組の内容としては、ASDの特性である「感覚過敏」、ADHDの特性である「片づけられない」、LDの特性である「読み書きが苦手」を持つ当事者さん3名の密着取材、スタジオにて当事者さん数名、発達障害に詳しいお医者さん、当事者でタレントの栗原類さん、発達障害に詳しくない中山秀征さんを交えたトークコーナー、番組へのメールを紹介するコーナーがありました。

 

ツイッター、少なくとも私のフォロワー周りではあまり評価は芳しくなかったみたいですが、私個人の意見としては、いい面、あまりよくなかった面の両方ありました。

 

まずはよくなかった点。これはほかの方の意見でもあったんですが、内容が薄かったこと。当事者さんなど、より詳しく知りたい人からすると物足りなかったかなという感じ。さらにスタジオの当事者さんが何度も変わる、トークに参加してない当事者さんが映り込む、光の加減など、よく分からない演出や進行のたどたどしさみたいなのが気になりました。

 

そしていい面。当事者さんの特性のリアルな悩みが聞けたこと、一般への理解が足りないことも改めて分かったこと(これらに関しては他でも取り上げられてることなので、否定的な意見もあるでしょう)。ヘルプマークについて取り上げられたこと。私自身、ヘルプマーク自体は前から知ってましたがつい最近なので、もっと広まってほしい。これは賛否両論ありましたが、中山秀征さんの立ち振る舞いについて、私個人的な意見としてはよかったんじゃないかなと思います。知らない立場からの意見も重要だと思うし、詳しい人・当事者だけだと内輪受けみたいになりかねないですから。

 

というわけで、私の周りではいい評判を聞かなかったけど、テレビというメディアでの発信の効果は絶大だと思います。私自身、今まで自分の障害特性を伝えていてもなかなか理解されないことが多かったから、当事者からの発信ももちろん重要ですが、それだけでは現時点では限界があるように思うし、何度もやってるような内容でも時が過ぎれば忘れてしまうことだってあるし、そもそも番組を観てない人だって大勢いるだろうから、詳しい人からは物足りない、何度同じことやってんだよって内容でも放送し続けることには意味はあると思いますし、重要だと思います。もちろん、一歩踏み込んだ内容の番組も作っていってほしいし、なんだったら私もそういう番組に出たいです(笑)これを読んでくださってる方でテレビ関係者の方いらっしゃったら、微力ではありますが私を使ってください!よろしくお願いします!

 

はい、最後は売り込みになってしまいましたが、今日はここまで。それでは。