自閉症スペクトラム症の治療薬開発中?~オキシトシンで対人コミュニケーションが改善?~
おはようございます、ひろよみです。昨日は寒波で超絶寒かった。布団から出たくない日が続くようですが、今日も何とか生きています。
さて、先日のヤフーニュースにて、何と自閉症スペクトラム症の治療薬が開発される可能性があるという注目記事が。これまでASDには有効な治療薬がなかったので、これは気になる!
以下、記事より抜粋した文章。
「ASD患者が男性に多いことに着目。女性の陣痛や母乳分泌に関わるオキシトシンが、協調性に関係するのではないかと仮説を立てた。
オキシトシンを鼻から吸引した成人男性患者は、治療前には活動が低下していた感情理解などをつかさどる脳の部位が活発化、コミュニケーション能力の向上が見られた。
治療薬は現在、第3段階まである試験の第2段階で、全国7大学で治験を実施している。今後は、 女性や子どもなどへの効果や安全性を確認し、2023年ごろまでの実用化を目指すという。」とのこと。
【そもそもオキシトシンとは何なのか?】
下垂体後葉ホルモンの一つ。下垂体後葉より血液中に分泌され、子宮平滑筋を収縮・また乳腺の筋繊維を収縮させて子宮収縮・乳汁分泌作用があるホルモン。
近年では社会性や信頼関係にも関与していることが明らかになり、鎮痛・抗炎症・ストレス緩和ならびに摂食抑制作用などもある。
といったもの。このホルモンは特性的に女性に多いから、一般的にコミュニケーション能力が男性より女性が高かったり、発達障害に弾性が多い理由の1つかなという考察。
この治療薬に関しては、私のツイッター周りでは賛否両論っぽい感じですが、実用化したら私は是非使ってみたいですね。薬学部卒業できてたら自分で研究したいところですが、中退でできないので、是非とも研究が成功してほしいです。
ということで、今日はここまで、それでは。
対人障害改善の薬開発=「幸せホルモン」鼻からスプレー―浜松医科大(時事通信) - Yahoo!ニュース