微笑み地蔵・hiroyomiの日記

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木曜ドラマ「グッドドクター」1話感想

こんばんは。ひろよみです。

 

一昨日から放送開始のドラマ「グッドドクター」。

 

自閉症だけど驚異の記憶力によって知識が豊富なお医者さんの話なんですけど、発達障害当事者的には1話からかなり考えさせられる内容でした。

 

自閉症というだけで医者に向かない、採用に反対など偏見丸出しのことを会議で話し荒れたり、同僚の医者たちも露骨に邪険な態度を取ったり暴言吐いたりと、入職初日から半ばいじめのような散々な扱いを受ける主人公、湊先生。一応大学で勉強して知識があるはずの医者がそんな扱いしていいのかという理不尽さや憤りを感じました。演出の都合で、対応が今後は徐々に改善されていくのだろうなとは思いますが、私自身医療の現場で働いていたことがあって、ドラマほどではないけど、なかなか厳しいことを言われ続けてきたので、ああいった演出は【現実でも起きているドキュメンタリー】だと感じました。

 

そして湊先生を演じている山崎賢人さんの演技がいいですね。1つのことに集中しすぎてリュック忘れたり社会規範を無視しちゃう、コミュニケーションが苦手、相手の気持ちを察するのが苦手、音に敏感なところ、表情など、自閉症の特徴をよく掴んだ素晴らしい演技でした。

 

あと、個人的には。おそらくドラマ内では触れられないだろうけど医学部の面接、臨床実習をどう乗り切ったのかが気になりますね。

 

とまぁ、まだ1話ですが、今後が楽しみなドラマです。最終話まで見続けていきたいと思います。それでは。