微笑み地蔵・hiroyomiの日記

発達障害(ASD)、AC当事者。イベント主催情報、発達障害・マイノリティに役立つ基礎知識、お出かけ情報

7/11あさイチでのペルプマーク特集について

 ひろよみです。梅雨も完全に明け、35度以上の日が続くようですが、熱中症には気を付けてください。

 

さて、一昨日ですかね、あさイチという朝の情報番組でヘルプマークについて取り上げられてましたね。今日はそれについて軽く基礎知識と番組の考察を。

 

【そもそもヘルプマークとは】

義足や人工関節を使用している 患者、 内部障害や難病の患者、精神障害や知的障害]または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成されたマーク(wikipediaより)のことです。

 

 

簡単に言うと、何かしらの日常生活や社会生活に困ってる人が、援助を受けやすくするためにつける目印代わりって感じです。

 

ヘルプマークは疾患や障害のある人のため「だけ」ではなく、ヘルプが必要な人全てのためにあると思います。そこには高齢者や子ども、「普段は健康な人」も含まれます。

 

ちなみに東京都のヘルプマークは↓のようなものです。

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 【配布場所】

ヘルプマークは最近知名度が上がってきてはいますが、いまいち浸透していないのか。配布されていない都道府県が意外と多い。

 

2018年時点では、京都府和歌山県徳島県青森県奈良県・神奈川県・滋賀県大阪府岐阜県・栃木県・広島県・北海道・秋田県愛媛県島根県兵庫県鳥取県静岡県(導入順/市町村レベルでの導入は含まず)が配布されている都道府県。郵送不可とのことなので、全国どこでも入手できるようになってほしいです。

 

実際にどこで貰うのかということですが、都道府県によって微妙に違うようです。都道府県別に貰える場所をまとめてるサイトがあるので載せておきます。→

 

【貰うために必要なこと】

診断の有無は関係なく、貰える施設の担当課の方に「ヘルプマークください」と言えば障害の有無関係なく何枚でも貰えます。健常者の方でも貰うことは可能です。それゆえに一部では「ズルして使う人」が出る可能性が危惧されているようです。それは分かるんですが、「本当に必要な人」を判別するのは難しいのですね。

 

【番組考察】 

ペルプマーク自体の認知度はまだ低く、当事者でもなかなか知らなかったりするので、もっとメディアなどで伝えていって誰でも使えるんだよ、ヘルプマークつけてたら配慮してあげてねっていう環境になればなと思います。

 

あと、サポートハートマーク(支援者の証明するマーク)いいなぁとか、発達障害の特性の1つ「聴覚過敏」が触れられててよかったなぁとか、番組冒頭に言ってた脱水症状対策も重要だよって言いたいとか。今回のあさイチはいろいろ知ってほしい情報があってよかった。

 

そして、これは一番言いたかったことがあって、今回のあさイチ観て思ったのが、発達障害の方が言っていた。「わがままに聞こえるかもしれないから辛くても言えない」「みんな辛いんだよ」っていうのが見えない障害ゆえの、ある種一番の苦悩。理解しにくいのは分かるんだけどやるせない、世知辛い世の中。テレビなど影響力高い媒体でもっと伝えて行ってほしいし、私も伝えていきたい。そう思える日でした。それでは。