発達障害と依存症
こんばんは、ひろよみです。
某タレントさん、アルコールが原因で通院していたらしいので、今日は発達障害と依存症との関連性について(語弊がないように言いますと、某タレントさんはアルコール依存とは限りません)。
アルコールなどの依存症はベースに発達障害がある可能性が少なからずあるようです。あるクリニックによる統計によると、薬物依存症者の約半数、アルコール依存症およびギャンブル依存症の約3分の1に発達障害が認めらたようです。
特にADHDの方の場合、やる気や快感を生じさせ、集中力を高める作用がある脳内物質であるドーパミンの分泌量が脳の機能上少なく、刺激が少ないとやる気や集中力が健常者より出にくいです。だからアルコールや薬物、それに限らず自分に興味のあることに依存することで、無意識的に無理やり刺激を脳に与えるために依存症になりやすいようです。これは余談ですが、ドーパミン減少が原因の病気にパーキンソン病があります。
ASD(自閉症スペクトラム)の場合、これは私の個人的見解ですが、「変化を嫌い、同じ行動パターンを繰り返す」という特性や、特有の心理状態として何かに依存する傾向が強いために依存症になりやすいと考えています。
私はアルコールが体質的に受け付けず、少量でも気分が悪くなるので少なくともアルコール依存にはならない(というよりなりようがない)のですが、依存症にならないように気をつけたいと思います。それでは