障害のある方の結婚問題
こんばんは、ひろよみです。GW明けました。皆さま、五月病にはなってませんか?私は今のところなってませんが、頭痛になりました(笑)
昨日、某NHKの番組にて知的障害の結婚がテーマでやっていたので、今日はそれについて。
番組で気になった内容をまとめてみました。
まず、夫婦で暮らしている障害者は身体59.7%、精神25.4%、知的5.1%となっていて、知的障害で結婚している人がかなり少ないです。理由としては、そもそも一人暮らし少ない、国の支援がほとんどない 、頭から周囲に反対される(上手いこといかないと決めつけてるから)と紹介されていました。
障害のある方で結婚したいと思っている人の割合は65%ですが、親の意見としては、反対43%、賛成17%となっています。親御さんの言い分も分からなくはないのですが、世知辛いですよね。
知的障害の特性として、気持ちをうまく表現できない、見通しを立てるのが難しい、文章の意味を理解するのが難しいといったものがあり、さらに言うと、大半は障害者雇用だと思うので、経済的にも精神的にも難しいということ。
確かに健常者と比べると、上記の理由から難しい面は否めないですが、結婚、子育てする権利は誰にでもあるわけで、本人たちの気持ちをないがしろにして障害があるから頭ごなしに無理だと決めつけて反対するのは差別じゃないかなと思います。相談できる環境、人がいることがあれば十分やっていけるから。実際、私の知り合いでも障害者同士で結婚してて上手くいってる人いますから。まぁ、結婚も子育ても不向きだと思っていてしないと決めている私が言っても説得力はないと思いますが(笑)この件に関しては私は私は反面教師だと思っていただく形になります。
番組内で触れられてましたが、旧優生保護法の頃に、障害者が子宮を勝手に取られ、人権侵害として裁判になったケースがあるらしい。こんな悲しいことがあってはいけないと思う。障害者に対する偏見や差別がなくなっていくことを願うばかりです。