微笑み地蔵・hiroyomiの日記

発達障害(ASD)、AC当事者。イベント主催情報、発達障害・マイノリティに役立つ基礎知識、お出かけ情報

子どもの発達障害~Eテレ すくすく子育て×ウワサの保護者会~

ひろよみです。

 

先週の土曜日にEテレにて「すくすく子育て×ウワサの保護者会」という、発達障害を持つ子どもの親御さんが話し合う番組が放送されていました。

 

発達障害について親御さんがしっかりと受け入れて悩みながら子どものために何ができるのかを真剣に考えていることは素晴らしい。

 

その一方、子どもの発達障害を受け入れられないということを涙ながらに話したり、できれば通常学級で学ばせたい親御さんがいらっしゃった。乳幼児の発達には個人差があって、ただ遅れてるだけだと思いたい、あっても一見普通だから、特に日本では「障害」という言葉自体が持つネガティブイメージから、自分の子どもが障害あると思われたくないというのは分かります(私の親もそうだったから)。もちろんそれで問題が生じなければいいけれど、なかなかそういかないのが発達障害。20歳超えるまで見過ごされていた私も、子どもの頃に分かっていたら違う人生があったのかなと思ってるように、子どもの頃に分かるのなら、育てにくかったり周囲の偏見、不安や恐怖があるのは理解できるけれど、子どもに寄り添ってほしいです。私の子ども時代とは違って今は発達障害の認知度も上がって相談できる場所・人が増えてるので、1人で抱え込まずいろんなところで相談して、悩みを打ち明けてほしい(私は苦手なんですがw)。悩んでるのはあなた一人じゃないって分かるし、みんな理解がある人だし、必ず今後につながるから。

 

アメリカでは発達障害の子を「特別なニーズのある子(Children with special needs)」と前向きな捉え方をしているのも好印象で、「障害」という言葉自体が持つ偏見を避けられるので日本でもそうなってほしいです。

 

また、保育園では「行事、これからやることを声掛けや絵で示す」、「無理に集団行動をさせず各々違う遊びをさせる”コーナー保育”」といったサポート、小学校では学校サポーターの存在、インクルーシブ教育(一人ひとりのニーズにあった教育、障害のあるなし関係なくみんなで一緒に学ぶ)など、学校で学びやすい・SOSを出しやすい環境になったり、タブレットやパソコンを用いて授業を受けられたり、非常に学びやすい環境になってて発達障害バリアフリー化が進んでますね。私も今の時代に生まれたかった(笑)

 

というわけで、子ども達には障害特性ゆえの悩みに苦しまず学校生活を送れるようになってほしいし、親御さんや先生、周囲の人もサポートしたり悩みを共有できる社会になってほしいです。私もいずれ学校で発達障害の講演できたらいいなと思ってます。それでは。